事業統括管理部とはどのような部署なのでしょうか。
S.Y
当社の製品の中には受注から納品に至るまでに長い期間を要するものもあります。営業を担当する社員が1人でその工程やコストなどを管理するのは大変です。特にここ数年で会社が急成長したこともあり、営業社員の業務負担が大きくなっていました。そこでそれらを管理する部門として設立されました。
サッカーで言えばミッドフィルダー、野球で言えばキャッチャーのようにグラウンド全体を見回してチームがスムーズに動けるように細かい指示を出す役目です。縁の下の力持ちで、目立つことはありませんが、組織の成長のためには欠かせない存在です。
仕事をする上で、心がけていること、重視していることを教えてください。
S.Y
ときには利害関係が対立する人たちの調整役になることもあります。その際に自分としての「芯」をしっかりと持つことです。これが無いと、両者の言い分に流されるだけで、いつまでも解決につながりません。
N.N
まだ、立ち上がって間もない部署ですので、さまざまな部分についてゼロから作っている最中です。それを面白いと感じることができることが大切です。
また、営業社員に対して指摘する立場になることも多く、社内で嫌われ役になることもあります。しかし、単に上から目線で注意するのではなく、相手の立場や事情をしっかりと聞き、理解した上で、寄り添うべきときはしっかり寄り添えることができる人を求めています。私自身、子どもがいるのですが、今までにないフローが定着するよう、繰り返し繰り返し社員に対して発言するときなど、この仕事は育児に通じることも多いと実感しています。
今後、取り組んでいきたいことはありますか。
S.Y
今後、若い世代の入社・定着を促進させていく中で、仕事の進め方などについても「背中を見て覚える」のではなく、わかりやすく伝える仕組み・ツールづくりが必要と考えています。